フリー編集者miekoのお仕事日記

twitterなどでは少し報告してましたが、
実は今日8月1日付けの琉球新報に
私が書いた記事がのりました～。

「晴読雨読」という本にまつわるエピソードを交えた
エッセイのような形式で
毎回違う方が登場して本紹介をするというコーナーです。

ウチは本当に恥ずかしながら、新聞は購読していないので
夕方やっとコンビニに行って、新聞みたらビックリ！
結構スペースが大きくて、旦那と二人で驚きました＾＾；

原稿チェックはしていたけど、
自分のコーナーしかもちろん確認してないし、
Ａ４出力とかでチェックしているので、
それにおさまる大きさでしかみておらず。。。

早速、何も告知してなかった方からも
今朝メールが来てましたが、こりゃ目立つわ！
と恥ずかしい思いも。。。（顔写真も載ってるからね　焦）

そうそう。さらに！
今回の原稿を読んでくれた、同じく琉球新報の方から
エッセイの連載のお話をいただきました

来年1月からではありますが、取材記事でなく「エッセイ」とのことで、
なんか好きなこと書いていいそうなので嬉しいです★
ちょっと楽しそうなお仕事なので、少し先ではありますが今から楽しみです♪

こりゃ、新報さん購読しなきゃだなー（笑）

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あ。ちなみに新聞読まれていない方、
よかったら下記に記事を掲載しておきますね。
お時間あったらお読みください★

「いたわり合う大切さ」

　東京を離れ沖縄へ旅立つとき、お世話になっていたイラストレーターさ
んから餞別に１冊の詩集をいただいた。「これから夫婦一緒に住むと必
ず喧嘩をしたり、きっと相手が嫌になることもあると思う。そのとき
は、この本『二人が睦まじくいるためには』を読んでね。」

　結婚後一年半の間はお互いにやりたいことを尊重し、東京と宮崎と離
れて暮らしていた私たち夫婦。そんな折主人が沖縄転勤となり、会社を
辞めついていくことを決意した。結婚はしていても一緒に暮らしていな
かったため、お互い独身気分が抜けてなかった当時。

今思えば、先に家 庭を築いていたイラストレーターさんがそんな私を
見かねて「これから はちゃんと夫婦で向き合っていきなさい」という
メッセージを込めて 贈ってくれたのだと思う。本をいただいたときは
もちろん夫婦喧嘩も想 定はしていたが、やっと訪れる本格的な新婚生活に
胸躍らせていた私 は、この詩集の本当のありがたみをその時は理解
できていなかったのだ。

　しかし、一緒に暮らし始め３年目に突入した今。この本のありがたみ
を痛感している。中でも、詩集をいただいたときに薦められた『祝婚
歌』という詩は何度も私を救ってくれた。

『祝婚歌』の中に次のような くだりがある。
『正しいことを言うときは　少しひかえめにするほうが いい』
私はどうも正しさを盾に非難したり食ってかかることが多いようで、
以前主人に「正しさを振りかざしてくるのが嫌」と言われたことが
ある。喧嘩のあとこの部分を読んだときは、思わずハッとした。

　さらに詩は次のように続く。『立派でありたいとか　正しくありたいとかいう
　無理な緊張には　色目を使わず　ゆったり　ゆたかに　光を浴びてい
るほうがいい』まさに今、私がやらなければいけないことだと強く心に
響いたのを覚えている。

『祝婚歌』では、いたわるのは片方だけではダメで「ふたりが互いに」
心に余裕を持ち、いたわり合うことの大切さを教えてくれているのだ。

　この詩集には他にも、母や子など家族や身近な人をテーマにしたもの
が多い。家庭を持ち、１歳の子を持つ母親でもある私にとって、どれも
感銘を受けるものばかりだ。どの詩も感銘を受けるいうよりは、学びを
得たり己を省みる機会を与えてくれると言ったほうがよいかもしれな
い。しかも、そのときの読み手の心情や状況などによって読む度に心に
響く箇所や詩が違うというのも、この詩集を何度も手に取りたくなる魅
力の１つだ。

　最近夫や子どもなど大切な人とうまく行かないなと感じて
いるかたや、これからご結婚されるかたなど、ぜひ家庭に１冊お守りの
ように！？持っておくことをお薦めしたい詩集だ。童話屋　
1,331円（税込）
（琉球新報　8月1日付「晴読雨読」矢野　美恵子　より）